2024年2月17日、イギリス・サマセット州ラドストックのガソリンスタンドの外に掲げられたシェルのロゴ。
マット・カーディ | ゲッティイメージズニュース | ゲッティイメージズ
英国の石油大手シェルは木曜日、精製マージンの増加と好調な石油取引に支えられ、今年第1四半期の利益が予想を上回ったと発表した。
LSEGのコンセンサスによると、シェルは今年最初の3カ月の調整後利益が77億ドルとアナリスト予想の65億ドルを上回ったと報告した。
同社は1年前、同時期の調整後利益が96億ドル、2023年の最後の3カ月では73億ドルと報告していた。
シェルの最高経営責任者(CEO)ワエル・サワン氏は、今回の結果を「また四半期も好調な経営・財務パフォーマンスを示した」と述べた。
同社は35億ドル相当の自社株買いプログラムを発表しており、今後3カ月以内に完了する予定だ。 利益は変わらない。
シェル株は年初から約10%上昇している。
シェルの第1・四半期利益は、エネルギー業界の広範な傾向を反映し、前年同期と比べて20%近く減少した。
米国の2大石油会社エクソンモービルとシェブロンに加え、フランスのトータル・エナジーとノルウェーのエクイノールも先週、第1・四半期利益が前年同期比で大幅に減少したと発表した。
ロシアの大規模なウクライナ侵攻を受け、世界最大の石油・ガスメジャーは2022年に過去最高の通年利益を記録した。 しかし最近では、ガソリン価格の下落により収益が打撃を受けている。
ヨーロッパのスポットガス価格は、冬の温暖な気候と豊富な供給の影響もあり、過去1年間で45%以上下落した。
シェルの英国の競合企業BPは5月7日に第1四半期決算を発表する予定だ。
「アマチュア主催者。ビールの伝道者になりたい。一般的なウェブファン。認定インターネット忍者。熱心な読者。」
More Stories
第4四半期の米国経済成長率は年率3%と好調に修正された
人工知能チップ大手エヌビディアの株価は、300億ドルという記録的な売上にも関わらず下落した
フォードもハーレーダビッドソン、ディア、ローズに加わりDEIから撤退