- トーマス・マッキントッシュ著
- BBCのニュース
パキスタンは外相間の電話会談で「あらゆる問題」についてイランと協力する用意があると表明した。
これは両国が互いの領土にある武装勢力の基地に対して無人機やミサイルによる攻撃を交わした後に行われた。
この会談に関してイランからは直ちにコメントは得られていない。
パキスタンは金曜日、ジャリル・アッバス・ギラニ外相とイランのホセイン・アミール・アブドラヒアン外相との間で電話会談が行われたと発表した。
声明は、「ギラニ外相は、パキスタンが相互信頼と協力の精神に基づき、あらゆる問題についてイランと協力する用意があることを表明した」と述べた。
さらに「状況の沈静化にも合意した。両国大使の首都への帰還も話し合われた」と述べた。
相互攻撃は、いくつかの危機が重なって中東の緊張が高まっていることを踏まえて行われた。
イスラエルはガザでパレスチナのハマス運動と戦闘し、レバノンではイランの支援を受けるヒズボラと銃撃戦を繰り広げている。
一方、イラクとシリアのイラン支援組織は米軍を標的にしており、米国と英国もイエメンで船舶を攻撃しているイラン支援のフーシ派を攻撃した。
パキスタン外務省は木曜日、イランの都市サラワン近郊での空爆は「大規模な差し迫ったテロ活動に関する信頼できる諜報情報」を考慮して行われたと述べた。
同省は、イランの主権と領土保全を「完全に尊重する」と付け加えた。
パキスタン軍は、「精密攻撃」は無人機、ミサイル、長距離ミサイルを用いて行われ、バロチスタン解放軍とバロチスターン解放戦線を標的としたと発表した。
両グループは、パキスタン南西部の僻地であるバロチスタン州での自治拡大を求める数十年にわたる闘争の一環である。
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