屈指のスコアラー、サッカー日本代表・町野修斗を徹底解剖！

サッカーワールドカップ・カタール大会が始まり、大方の予想を覆し、ドイツに勝利を収めた日本代表。本記事では、その日本代表に選ばれている町野修斗選手にフォーカスを当て、選手としての魅力を解説していきます。

日本代表に選出された町野修斗とは？

町野修斗選手は1999年9月30日生まれの現在23歳。身長は185cmで長身の選手でFWを務めています。町野選手はお兄さんの影響で3歳からサッカーを始め、中学でフットボールクラブであるFCアヴェニーダソル（NPO法人 スポーツクラブどんぐり）に所属していました。その後、進学した履正社高校では1年生の時からレギュラーを獲得。2年時には高校選抜に選ばれ、３年時には横浜F・マリノスの練習生となりました。学生の頃から類い稀な才能を発揮してきた町野選手は、練習生後に正式に横浜F・マリノスに加入しました。その後、ギラヴァンツ北九州を経て、2020年12月26日に湘南ベルマーレへの完全移籍しました。2022年の5月25日、川崎フロンターレとの対戦試合では、クラブ史上２人目、24年ぶりの「２試合連続・２得点」を決め、そのストライカーぶりを見せつけています。そして最終的に2022年のJ1リーグ得点ランキングで堂々の2位、年間13得点を記録し、日本人選手では単独一位に輝きました。

町野修斗がワールドカップ日本代表に選ばれるまでの経緯

初めて町野選手が日本代表に選出されたのは、2022年7月13日の、EAFF E-1サッカー選手権2022に出場する時でした。同選手権の初戦、香港との試合で代表初ゴールを含む2ゴールを決めたことは、プレッシャーに打ち勝ち結果を出したという点で、町野選手を日本代表の候補として印象付けたに違いありません。さらに2022年7月27日に行われた韓国との試合では3得点を上げ、大会得点王に輝く活躍で日本の9年振りの優勝に大きく貢献しました。

ワールドカップ・カタール大会の日本代表には、町野選手は当初選ばれていませんでした。しかし、代表に選ばれていたDF中山雄太（オランダやイングランドのサッカーリーグで活躍）がシーズン中にアキレス腱を負傷してしまい、そのピンチヒッターとして町野修斗選手が2022年11月8日という本番直前に代表に選出されました。DFの代わりに同じポジションではなく、FWの町野選手が選ばれたということで、その得点力に期待が集まっていることが伺えます。

得点争いが争点になりそうなワールドカップ・グループE

町野選手はストライカーとしてその得点力が期待されていますが、日本代表が戦い抜くグループEには、優勝候補常連のドイツとスペインがいます。ドイツ代表FWトーマス・ミュラーはワールドカップに2010年から参加し、過去3大会で10得点を上げています。スペイン代表のFWダビド・ビジャは、所属クラブ・バレンシアでは226戦129ゴール、バルセロナでは119戦48ゴールを決め、さらにスペイン代表としては歴代最多得点記録となる59ゴールを保持しています。規格違いのストライカーが揃うワールドカップ。視聴して楽しむだけでなく、ベストスコアラーが誰になるのか？何点取るのかに賭けて楽しむ方法もあります。ブックメーカー ワールドカップではそういったワールドカップ関連の新しい楽しみ方を紹介しているので、興味がある方はぜひ見てみてください。

トーナメント進出に期待が集まるワールドカップ

ワールドカップ日本代表・サムライブルーは、過去のワールドカップで一度もラウンド16を突破したことがありません。しかし、回を重ねるごとに格段に実力をアップさせ、格上相手にも接戦を繰り返してきました。スペイン、コスタリカとまだまだ強豪は控えていますが、日本代表のさらなる活躍、ひいてはベスト8以上の進出を期待しましょう。

Koga Teruo

「流行に敏感な探検家。受賞歴のあるコーヒーマニア。アナリスト。問題解決者。トラブルメーカー。」