岸田首相は日本労働組合総連合会の会議で演説した。
岸田氏側の首相としては異例の動きだった。 同氏は2007年以来、隔年開催される連合のイベントで講演する自由民主党の首相としては初めてとなる。
岸田首相はインフレを上回る賃金上昇を推進しているが、インフレは家計に打撃を与え、消費の重しとなる。
- 岸田氏は「経済のエネルギーは賃金の上昇から生まれる」と述べた。 「賃金上昇の大きな波を持続可能なものにし、地方や中小企業に波及させる必要がある」。
日銀は賃金が着実に上昇することを期待しており、それがインフレを目標水準に安定的に維持するのに役立つだろう。
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連合は主に、賃金上昇がインフレに追いついていないフルタイムのサラリーマンを代表している。 契約社員やパートタイム労働者の賃金も、低水準から急速に上昇した。
日銀は、インフレ率が持続的に目標水準に到達するかどうかの重要な要素として、賃金の動向を注視している。 岸田氏の支持率は就任以来最低となっており、今後数週間以内に総選挙を実施するかどうかの憶測に直面している。 世論調査によると、多くの有権者が物価上昇から国民を守るための同氏の措置に不満を抱いている。 同氏は今月末に新たな経済対策を発表する予定だ。
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