日本とロシアの当局者らによると、今週初めにロシアのウラジーミル・プーチン大統領が24年ぶりに北朝鮮を訪問したことを受け、日本はモスクワと北朝鮮のロシアへの軍事協力について懸念を表明した。
日本の外務省の中込正志欧州局長が金曜日、モスクワでロシア外務省アジア第三局長リュドミラ・ヴォロビョワと会談した際にニュースとなった。
この会談は、プーチン大統領と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長が水曜日に平壌で両国間の戦略的パートナーシップに関する新たな協定に署名した後に行われた。
ヴォロビョワはナカコに対し、日本の抵抗活動は断固として受け入れられないと語った。 同氏は、ユーラシア大陸に新たな安全保障枠組みを創設するというプーチン政権の意図を説明した。
また会談中、中込氏はロシアによるウクライナ侵攻の即時停止を求める日本の要求を改めて表明し、係争中の北西太平洋の島々にある家族の墓を再訪するよう元日本人居住者らに呼び掛けた。 日本では北方領土として知られるロシアが支配する島々は、第二次世界大戦末期にソ連によって日本から接収された。
2022年春、ロシア外務省は、日本政府がウクライナ侵攻を理由にモスクワに経済制裁を課したことを受け、両国間の第二次世界大戦を正式に終結させるための平和条約締結に向けた日本との交渉を中断すると発表した。 プーチン大統領は今月初め、協議再開の条件はもはや満たされていないと述べ、協議が停滞しているのは日本を非難した。
ロシアは、ナカコム氏とボロビヨワ氏の会談は日本側の要請により開催されたと発表した。 会談の実現は、二国間関係の悪化にも関わらず、ロシアが日本と一定レベルの対話を追求する意欲を示すものでもある。
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