コロナ禍も相まって長く感じられた暗く寒い季節も、ようやく終わりを迎えそうな気配が見えはじめてきました。日本でも5月から新型コロナの感染症上の位置づけを、インフルエンザと同じく『5類』に定めることも正式に決定されました。ここ数年は遠慮がちにしかできなかったお花見にも出かけ、盛大に春の到来を祝おうと心待ちにされている方も多いかもしれません。
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福岡・舞鶴公園
今年の開花予報では、トップバッターとなるのが福岡と東京ではないかと言われています。冬の気温が平年よりやや高めだったこともあり、また、3月も高めの気温となると予想されていることから、全国的に桜の開花も平年より早まるのでは、と言われています。福岡城跡や鴻臚館といった、歴史的な名所や施設が集まる舞鶴公園には、約1000本以上の桜が植えられており、毎年人々を楽しませてくれています。今年はコロナで中止されていた『福岡城さくらまつり』も開催されることが決まっており、春の賑わいが戻ってきそうです。
京都・嵐山
言わずもがな、全国に知れ渡る桜の名所である京都の嵐山。数ある京都の桜の名所の中でも、とりわけその景観の美しさで訪れる人々を魅了してくれます。また、点在する様々な寺院の境内に植えられた桜も、それぞれ違った趣きがあり、そぞろ歩きを楽しみながら巡ることもできます。天龍寺や大覚寺、広沢の池はもちろん、常寂光寺などの小さなお寺を訪ねると、都会の喧騒から離れて静寂な時間の中で桜を愛でることができるのではないでしょうか。
静岡・駿府城公園
徳川家康の居城跡だった駿府城公園は、静岡の桜の名所として今も人々に愛されています。園内には約500本の桜の木が植えられ、今年は3月下旬からの開花が見込まれています。また、開花の時期には駿府城公園をはじめ、静岡市中心部で『静岡まつり』が開催され、毎年多くの観光客が訪れています。満開の桜を眺めながら、戦国時代の武将たちに想いを馳せてみるのもいいかもしれませんね。
青森・弘前公園
日本で最古級のソメイヨシノがある東北の桜の名所を代表する弘前公園。ソメイヨシノの木の寿命は、一般的には60〜80年と言われていますが、弘前公園には100年を超える木が、今も数多く残り、毎年花を咲かせています。また、ソメイヨシノだけでなく、公園内には枝垂桜、八重桜など、約50種類の桜が植えられ、長く人々の目を楽しませてくれます。満開時には公園内にある弘前城の天守閣からピンク色の雲海のような絶景を眺めることもできます。
まとめ
今も昔も日本人の心を捕えて離さない桜の花。新しい春の訪れを華やかに寿いでくれているかのようです。あなたも今年の春は桜の名所を巡る旅に出かけてみませんか?
「流行に敏感な探検家。受賞歴のあるコーヒーマニア。アナリスト。問題解決者。トラブルメーカー。」
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