あらためまして、7月の豪雨災害で犠牲となられました方々のご冥福をお祈りいたしますとともに、被災された多くの皆様に心よりお見舞い申し上げます。
広報課では、微力ながら、被災者の皆さんや県民の皆さんの復旧・復興の“見通し”や“希望”に繋がる情報をドンドン出して行くんだ!という強い使命感のもと、発災直後から、ホームページやSNSでの情報発信に取り組んでまいりました。 引き続き、「がんばろう広島」での発信など、積極的に取り組んでまいります。
さて、こうした中ではありますが、頂けたお休みを利用して、広報マンも災害ボランティアに何度か参加させてもらいましたので、そのご様子をお伝えします。
どこへ行ったらいいの?何を持って行ったらいいの?ボラバス?
全てコチラの「7月豪雨 生活支援情報ページ」のボランティア情報をご覧ください。
ドロドロになってもいい長袖・長ズボン・長靴・帽子・手袋・タオル。 昼食・水は必須です。 広報マンは、コンビニで500mlペットの水とお茶×4、おむすび3ヶを買って持って行きました。(食中毒予防で保冷バックに入れて)
「あったらいいな」としては…
- マスク・ゴーグル (砂ぼこりが多い時などにお役立ち。ボラセンによっては無料配布も。)
- 塩アメやチョコレート (班《チーム》の皆さんに配れるくらい持って行くと和みます。)
- 着替え・くつ下・くつ (帰り用)、タオル(着替え前の汗ふき用)
- ビニール袋数枚 (汚れた物を入れるなど)
初めてだけど…、力弱いけど…大丈夫?
各ボランティアセンターに集合すると、全体説明の後、班分けがあり、5~10人くらいのチームに分かれ、その班内で、リーダー(場合により、加えてサブリーダー)を決めます。 その後、班毎に、現地(その日の活動先)へ徒歩又はセンターの用意するマイクロバス等で移動して活動することになるのですが…。 安心してください。 リーダーは通常、経験豊かな方がなります。 リーダーが活動先のお宅の方と話をされ、当日の活動内容を調整してくださり、リーダーの指示のもと活動します。
センターによりますが、熱中症なども考慮し、10分活動して10分休憩とか、15分活動して15分休憩と、十分に休息しながら作業します。 この時間管理もリーダーの役目です。 また、班員の身体的な差なども考慮して、班員それぞれの作業内容を割り振ってくださいます。
さらに、現地では、リーダーやボランティア上級者から、こんなアドバイスも受けました。
- 固めの土を掘る時は、先の尖った“剣スコップ”、やわらかめの土砂をたくさん掬う時は先の平らな“角スコップ”がええよ。 … 弘法じゃないけ筆を選ばんにゃ。
- 土のう袋は誰でも運べるように、土砂を入れ過ぎないようにね。 … 愛のある土のうを。
- 自立式のプラダン(筒状のプラスチック段ボール)を使えば、土のう袋に一人で土砂を入れられるよ。 … 何でもかんでも自立が大事
などなど。
終わりに
ボランティアに参加される方は、皆さん前向きで明るい方ばかり、休憩時間や、作業終了後は話も弾みます。 広報マンも、熊本のボランティアでも一緒で「3人合わせて約200歳ね」という、宇都宮・大牟田・久留米の男女の熟年トリオや、高校生の娘さんがいて「私、結婚も離婚も早かったから、娘と倍しか歳が変らないのよ。アハハ。ボラ終わったら宮島行こうと思って。」という元気な秋田美人のお母さんなどなど、皆さんとの会話を楽しみました。
「県庁広報課です。県の広報で使っていいですか?ダメな方は外れてください。」という声にも、冒頭の写真のように笑顔で元気に映って頂いた日もありました。
発災直後に比べると、箇所や募集人員は減りつつありますが、まだまだボランティアが必要な地区があります。 お時間が取れる方はぜひご参加ください。