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いざという時に、適切な医療・福祉活動を行うために

BHELP(ビーヘルプ)研修の様子

平成30年7月豪雨は、県内の広範囲にわたって土砂災害や断水、交通遮断が発生するなど、DMAT (災害派遣医療チーム) を設置して以来、本県が経験する初めての広域災害でした。 当時の経験や課題を今後の災害発生時に活かすため、避難所での保健・福祉活動を効果的・効率的に行うための研修が8月7日に行われました。

DMATとは?

皆さんは、DMAT (災害派遣医療チーム) をご存じですか? 災害の急性期 (概ね48時間以内) に活動できる機動性を備え、厚生労働省の認めた専門的な訓練を受けた災害派遣医療チームのことで、広島県では2010年4月に設置されました。 基本的な編成は医師、看護師、業務調整員等の5名で、救命救急活動や患者搬送、病院支援等を行います。 県内では、19機関・33チームが設置されており (2019年5月末時点) 、昨年の平成30年7月豪雨災害では、県外からの応援も含め、延べ109チームが活動しました。

避難所での保健・福祉活動を効果的・効率的に行うために

BHELP(ビーヘルプ)研修の様子

8月7日に行われた研修は、BHELP (ビーヘルプ) 研修と呼ばれるもの。 県内では初めて開催されるもので、DMAT隊員や保健師、行政職員等が参加し、災害発生時の混乱の中でも連携できるよう、それぞれの活動内容の相互理解を図ることを目的に行われました。 当日は47人が参加し、災害対応の原則や要配慮者対応に関する共通言語、避難所・福祉避難所の体制構築、避難所の環境改善に必要な情報収集の方法などについて学び、情報共有を行いました。

BHELP(ビーヘルプ)研修の様子

参加者からは、以下のような声が上がっています。

「医療職として災害時に使える共通言語を学ぶことで、混乱の中でも、初対面の医療職同士でも、スムーズな意思疎通が図れると思う。一方で、いざという時に実践できるよう演習で繰り返し訓練することが大切だと思う。」

「やはり、平時から医療職同士がそれぞれの役割分担を理解しておくことが重要と感じた。DMAT等の急性期を担う看護職 (主に看護師) と、その後の『生活の場』である避難所を支援する看護職 (主に保健師) など、同じ看護職でも時期によって異なる役割を持つこともあるので。」

「『避難所だから仕方ない』と諦めるのではなく、生活の質の向上に向けて、出来る限りの知恵を絞り工夫する。そのためには医療者同士はもちろん避難所運営スタッフとも協働していくことが不可欠と感じた。」

県では、いざという時の救急活動のレベルアップや効果的・効率的な保健・福祉活動の実施のため、この他にも、DMATブラッシュアップ研修 (7月実施) 、集団災害医療救護訓練 (11月実施予定) に取り組んでいます。 ただ災害発生前後を問わず、最も大切なことは、私たち一人ひとりが自分自身の安全を確保することです。 そのためには、日頃から災害に対して備えておくことが重要です。

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