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10月は骨髄バンク推進月間。ドナー登録は思ったより簡単?

骨髄ドナー登録 採血の様子

皆さんは、「骨髄バンク」をご存じでしょうか。 10月は骨髄バンク推進月間。 ドナー登録は進んでいますが、それでも移植を希望する患者さんのうち、実際に移植を受けられるのは6割程度の方。 皆さんのドナー登録が、まだまだ必要です。この秋、「命のボランティア」に皆さんも参加しませんか?

骨髄バンクって何?

白血病や再生不良性貧血などの血液の病気にかかると、造血幹細胞 (骨髄の中で血液を造る細胞) が働かなくなり、赤血球や白血球、血小板などがそれぞれ担っていた役割を果たせなくなって身体に不調が現れるようになります。 これらの病気は薬による治療のほか、患者さんに提供者 (ドナー) から採取した健康な造血幹細胞を移植することで、正常に血液を造る力を回復させることができるため、骨髄バンク事業では、そのために必要なドナーを登録し、ドナーと患者さんを結びつける取組を行っています。

移植医療のポイントとなるのは、ドナーと患者さんの白血球の型 (HLA型) が一致すること。 HLA型は赤血球の型である血液型より複雑で、兄弟姉妹では4分の1の確率で一致しますが、親子ではまれにしか一致せず、非血縁者間ではわずか数百から数万分の1の確率でしか一致しません。 移植医療を希望する患者さんは、全国に1,327人 (広島県では23人) いらっしゃいます (2019年8月末時点)。 一人でも多くの患者さんの命を救うためには、一人でも多くの方にドナー登録に協力いただく必要があるのです。

ドナー登録ってどうやるの?

ドナー登録のしおり

では、骨髄バンクへのドナー登録はどのように行うのでしょう? 「時間はかかる?」「実際に骨髄を採取するの?」疑問や不安を覚える方もいらっしゃるのではないでしょうか。 そこで、広報課職員が実際に、ドナー登録を行ってきましたので、一緒に流れをご確認ください。

献血ルーム もみじ 外観

今回、お世話になったのは、広島市中区本通りの「献血ルーム もみじ」。 そう、以前、「初めての献血」で伺った場所です。

 初めての献血 ~「愛の血液助け合い運動」月間~ – 月刊こちら広報課「広報課職員がやってみた!」 (2019年7月号)

骨髄バンクのドナー登録は、各地で行われる「ドナー登録会」のほか、献血ルームでできるんですよ (献血と一緒にドナー登録することもできます)。 まず事前に、ドナー登録の条件を確認します。 登録できるのは、「骨髄・末梢血幹細胞の提供の内容を十分に理解している方」、「年齢が18歳以上、54歳以下で健康な方」、「体重が男性45kg以上、女性40kg以上の方」の全てに該当する人です。 その他に「病気療養中または服薬中の方」や「悪性腫瘍 (がん) などの病歴がある方」などはドナー登録できないケースもありますので、必ず事前に日本骨髄バンクのサイト (外部サイト) を確認するようにしましょう。

登録申込書に必要事項を記入する様子

事前の確認ができたら、いよいよ献血ルームへ。受付で「骨髄バンクのドナー登録をしたい」と申し出ると、まず「ドナー登録のしおり『チャンス』」 (Web上でも閲覧可 – 外部サイト) に沿って、骨髄バンク事業の概要や登録から骨髄・末梢血幹細胞採取の流れ、ドナーとなるリスクなどについて理解を深め、「登録申込書」に必要事項を記入します。

採血の様子その後、血圧の測定や健康状態の確認のための問診があり、HLA型を調べるため、腕から約 2ml の血液を採血されます。 これで、当日のドナー登録手続は完了です (実際には、HLA型が判明した後(※)、後日、日本赤十字社から「登録確認書」が届き、全ての手続が完了するようです)。 そして、定期的に患者さんのHLA型と適合検索され、一致することを待つようになるのです。 以前に行った献血では、検査の少量採血の後が本番だったので、今回は「あ、もう終わった?」というのが正直な感想でした

※ HLA型は、本人に知らされることはありません。

今回は、献血に来られた方が多く、ドナー登録には待ち時間も含め30分ほど時間がかかりましたが (費用はかかりません)、通常は15分程度で手続きできるようです。 実際に、HLA型が一致し、ドナー候補者となると、確認検査や最終同意 (本人だけでなく、家族も) などを経て、いよいよ骨髄・末梢血幹細胞採取が行われます。 これからドナー登録をされる方は、実際に骨髄・末梢血幹細胞採取となった時に、家族の同意が必要となることや、リスクなどがあることも含めて、事前にしっかり確認するようにしてください。 また、県内の一部の市町では、ドナーに対して通院又は入院の日数に応じて助成を行っていますので、そういった制度も参考にしてみてください。

ドナー登録は「命のボランティア」とも言われます。 皆さんも、このボランティアに参加してみませんか?

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