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ようこそ広島へ。ローマ法王ってどんな人?

原爆死没者慰霊碑

「こちら広報課」でも何度かお伝えしているとおり、11月24日(日)にローマ法王フランシスコ台下が広島にお越しになります。 フランシスコ台下は、核兵器廃絶に強い関心をお持ちであると言われ、被爆地広島でメッセージを発信されることが、核兵器廃絶や国際平和の実現に向けて大きな力になると期待されます。 今回は、ローマ法王、そしてフランシスコ台下についてご紹介します。

聖職者であり国家元首でもあるローマ法王

ローマ法王は、全世界に広がるカトリック教会の最高位聖職者です。 その歴史は古く、初代ローマ法王は聖ペトロ (イエスの弟子の一人) と言われています。 フランシスコ台下は、第266代のローマ法王。聖ペトロの時代から約2000年の歴史があるというわけです。

バチカン市国

また、ローマ法王はバチカン市国の国家元首でもあります。 バチカン市国は、イタリアの首都ローマの一角にある世界最小の国家で、国連には非加盟ながら多くの国から承認されています。 バチカン市国と言えばサン・ピエトロ大聖堂が有名ですが、聖ペトロの墓所といわれる場所に建設されており、まさにカトリック教会の総本山とも言える場所です。

庶民派法王とも呼ばれるフランシスコ台下。広島から発信するメッセージにも注目

握手を交わすローマ法王と湯崎知事フランシスコ台下は、1936年アルゼンチン生まれ。前ローマ法王のベネディクト16世が辞任したことを受けて実施されたコンクラーベにより、2013年にローマ法王となりました。 実は、第266代にして初のアメリカ大陸出身のローマ法王でもあるそうです。

日常では法王専用の宮殿ではなく、他の聖職者と同じ宿舎に住んでいらっしゃったり、ローマ法王に選ばれる以前から公共交通機関を率先して使われたりするなど質素倹約の庶民派法王とも呼ばれるフランシスコ台下。 このような伝統にとらわれないスタイルや、他宗教・他宗派との交流、一般の人々とのふれ合いも積極的に行っていることなどから、広く世界中から尊敬を集めていらっしゃいます。

また、フランシスコ台下は、核の脅威や核兵器の廃絶についての発言を度々なさっており、強い関心をお持ちだと言われます。 38年前にローマ法王として広島を訪問したヨハネ・パウロ2世台下は、平和記念公園で「平和アピール」を行いました。 広島平和記念資料館東館1階ロビーにはその記念碑があり、「平和アピール」の中から次の文章が刻まれています。

戦争は人間のしわざです。戦争は人間の生命を奪います。戦争は死そのものです。過去を振り返ることは、将来に対する責任をになうことです。ヒロシマを考えることは、核戦争を拒否することです。ヒロシマを考えることは、平和に対しての責任を取ることです。

フランシスコ台下は、今回の広島訪問でどのようなメッセージを発信するのでしょうか。 全世界が注目しています。

一緒に平和について考えよう

ローマ法王の広島訪問は、県内に留まらず国内外で核兵器廃絶や国際平和を考え、願う人々が増えるきっかけとなると思います。 私たちにもできることがきっとあるはずです。 広島県では、被爆の実相や核をめぐる国際動向について、いつでもどこでも学べる無料のオンライン講座「広島から平和を考える」を開講しています。 まずは、平和について学び、考えることから始めませんか?

オンライン学習講座「広島から平和を考える」 

世界平和記念聖堂

また、38年前にヨハネ・パウロ2世台下も訪れた世界平和記念聖堂 (広島市中区幟町) は、戦後に平和のシンボルとして建築されたカトリック教会です。 カトリック信者だけでなく国内外の人々からの寄附などにより1954年に完成し、2006年には国の重要文化財に指定されています。 世界平和記念聖堂のような戦後復興期の建物・施設や、被爆建物などもこの機会に訪れ、平和について考えるきっかけとしていただきたいと思います。

ローマ法王フランシスコ台下が広島にいらっしゃるのは、11月24日(日)夕方頃の見込みです。訪問に合わせて高速道路や主要幹線道路などの交通規制が予想されるほか、平和記念公園の立ち入り制限、広島平和記念資料館等の開館時間の変更なども行われる予定ですので、お気を付けください。

2019年11月18日 追記

ローマ法王の広島訪問に伴う交通規制の情報が、広島県警察サイトに公開されました。

 ローマ法王の広島訪問に伴う交通規制の実施について

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