Pipsとは？FX損益の計算方法

PipsはFXで売買するなら知っておきたい用語です。知っていると取引がスムーズになり、感覚的にFXを理解できるようになります。以下ではPips 計算方法やその定義について学びましょう。

Pipsとは？

Pips（Percentage In Point）はFXでの値動きを表す単位です。1円と米1ドルでは価値が違うため、1ドル、100ドルと聞いても金額の大きさがピンとこないでしょう。

そこでPipsを使用します。共有の単位へ変換することで、売買が分かりやすくなります。

1pipsで0.01円。そのほか米ドルやユーロでは、1pipsが0.0001ドルです。FX業者によっても1pipsの金額は多少変わります。

以下の計算方法で1pipは出せます：

1pips=取引通貨量×為替レート× 0.0001(ドル)

もし米ドル/円のやり取りで、1ロット(10,000通貨)で1ドル140円だった場合、計算は以下のとおりです。

計算例:

10,000（取引通貨量）×140円×0.0001（ドル）=140円

つまり1pipsは140円になります。

計算方法が分からなくても、MT5やMT4でpipsを表示することが可能です。

MT4やMT5の「損益表示」で「ポイントで表示」をクリックするとpipsで表示されます。

ただしpipsで損切りや利食いするのはオススメできません。取引通貨量によって金額が大幅に変わるからです。例えば、10pipsで利食いするとして、1,000と10,000の取引通貨量では、単位がひとつも違います。

あくまで参考としてpipsの値を見て、取引してください。

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