4月 28, 2024

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日銀のマイナス金利引き下げで日本の2月のインフレ加速の可能性=ロイター調査

日銀のマイナス金利引き下げで日本の2月のインフレ加速の可能性=ロイター調査

月山聡著

[東京 3日 ロイター] – 政府の燃料補助金の効果が薄れ、日本のインフレ率は2月にさらに上昇すると予想されることが金曜日のロイター調査で示され、日銀が近くマイナス金利を解除するとの期待が高まった。

エコノミスト15人の平均推計によると、2月の全国コア消費者物価指数(CPI)(生鮮食品を除く、エネルギーを含む)は前年同月比2.8%上昇し、10月以来の大幅な上昇となった。 1月の2.0%上昇に続いた。

藤田俊兵氏は「食品価格の上昇ペースは鈍化する一方、政府のインフレ抑制策が幾分効果を発揮してきたため、エネルギー価格の前年比下落幅は前月に比べて鈍化するだろう」と述べた。 三菱氏はUFJリサーチ&コンサルティングのエコノミスト。

同時に、エコノミストらは、広範な価格動向の指標と考えられるエネルギーコストの影響を取り除いた価格指数の低下を予想している。

これにより、春季賃金交渉で日本の労働者が消費を押し上げるほど十分な賃上げを実現できるかどうかという日銀の焦点が強まる可能性がある。

日本の最大の労働組合団体は金曜午後に年次賃金交渉の結果を発表する予定で、1990年代初頭以来最大となる4%以上の上昇が見込まれており、中央銀行改革の主張が強化される。 長年にわたる非常に緩和的な金融政策から。

インフレ率が1年以上日銀の目標である2%を上回っており、持続的な賃金上昇の見通しが高まっていることから、多くの市場関係者は中銀が今月か4月にマイナス金利政策を終了すると予想している。

調査対象となったアナリストらは、2月の日本の輸出は3カ月連続で増加し、前年同月比5.3%増となったが、1月の11.9%よりは鈍化した可能性があると推定している。

2月の輸入は前月比9.6%減となり、貿易赤字は前年同月比2.2%増の8102億円(54億6000万ドル)となった。

政府は3月22日午前8時30分(3月21日2330GMT)にCPIデータを発表する。 貿易データは3月21日午前8時50分(3月20日グリニッジ標準時2350)に入手可能となる。

(1ドル=148.3900円)

(取材:月山聡、編集:キム・コグル)

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