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ローマ教皇が被爆地・広島から平和のメッセージを発信

広島でスピーチを行うローマ教皇

11月24日(日)、ついにローマ教皇フランシスコ台下が広島の地に足を踏み入れました。 教皇が被爆地・広島から平和のメッセージを発信するこの貴重な機会に、皆さんに核兵器廃絶や国際平和に対する想いを深めていただけるよう、広報課では、広島空港でのお出迎えや、平和記念公園で開催された「POPE IN JAPAN 2019 平和のための集い Meeting For Peace」を徹底取材してきました。

 ローマ教皇とは?という方はこちらをチェック

ローマ教皇の訪問に備えて

集い開催前の平和記念公園の様子

当日、「平和のための集い」が開催される前から、平和記念公園の周辺には多くの方が。 会場内では、近隣の高校の生徒がボランティアとして参加しており、お昼過ぎから準備をしてくださっていました。 16時に一般参加の方が会場に入られましたが、参加者の中には、フランシスコ台下のお姿を一目見ようと、日本の方だけでなく、ベトナムやブラジルなど海外の方も訪れているのが印象的でした。 日が沈むにつれて、公園内はいつも以上に厳かな雰囲気に包まれ、平和への祈りが満ちているように感じました。 被爆者の皆さんも早くからお席に着かれ、フランシスコ台下のご到着を今か今かと待ちきれないご様子でした。

ついに、ローマ教皇フランシスコ台下が広島に!

広島空港で歓迎を受けるローマ教皇

そして、17時30分ごろ、ついにローマ教皇フランシスコ台下が広島空港に到着されました。 広島空港では、子供たちからフランシスコ台下へ歓迎の花束が贈られました。

ローマ教皇に贈られたロザリオ

そして、フランシスコ台下から子供たちには、ロザリオ (カトリック教会において用いる祈りの用具) が贈られました。 言葉が通じなくても、子供たちの目をしっかりと見つめ、心を込めて話しかけられている台下が印象的でした。

平和のための集い

湯崎知事と挨拶するフランシスコ台下

18時40分ごろ、約2,000人の参加者が見守る中、フランシスコ台下が平和記念公園に。 湯崎知事や松井市長、県・市議会両議長が出迎えた際には、笑顔でお話をされていました。 残念ながら声までは聞こえなかったのですが、後ほど聞いたところによると、知事が感謝と歓迎を伝えたのに対し、フランシスコ台下は「訪問を呼びかけてくれたことをよく覚えている。 平和記念公園で会えたのがうれしい」と2017年5月に知事がバチカン市国で訪問を要請したことに触れ、お答えくださったそう。 県民の皆さんをはじめ国や広島市など、様々な関係機関の思いが通じ、今回の訪問が実現したんですね。

被爆者の方々に声をかけられるフランシスコ台下

フランシスコ台下は被爆地訪問の想いを記帳した後、被爆者の方々一人ひとりの目を見ながら、声をかけられ、握手やハグを交わされました。 この集いで被爆体験を証言された梶本淑子さんは、「手がとても温かかった。涙が出そうなほど感激した。来てくださったことが大きな足跡になる。」と語られていました。

被爆者の方々に声をかけられるフランシスコ台下

その他、フランシスコ台下は原爆死没者慰霊碑に献花され、キャンドルに火を灯し、黙とう。 そして、最後に平和のメッセージを発信されました。 「戦争のために原子力を使うことは犯罪以外の何ものでもない」「ここで起きた出来事を忘れてはいけない」などと述べられ、核兵器の存在を強く批判され、過去の記憶を受け継いでいくことが平和を築くために欠かせないと訴えられました。 「戦争はいらない」というフランシスコ台下のお言葉からは、平和な世界に向けた強い意志を感じました。 また、このメッセージは国際平和に向け、尽力する多くの人々にとって大きな勇気となったことと思います。

ローマ教皇が英語で記帳した芳名録

フランシスコ台下の記帳内容や平和のメッセージの全文はこちらで公開しています。ぜひご覧ください。

国際平和拠点ひろしま (外部サイト) 

今回、温かいご様子のローマ教皇フランシスコ台下が、強い言葉でお話しされていたのがとても印象深く、核兵器や国際平和について考え直すきっかけになりました。 また、これを大きな機会として、行動を加速させていくことの必要性を強く感じました。 フランシスコ台下は「被爆の事実・実相を忘れない」「議論だけではなく、行動に移していく」「核兵器廃絶」といった国際平和に欠かせない要素について述べられましたが、県としても、今後も県民の皆さんはもちろん、様々な機関と力を合わせて、そうした要素の実現に向け、様々な取り組みを進めていきます。

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